ニーハオ!謝先生です♪
ワンポイント通訳レッスン。
「通訳の勉強を頑張っていますが、なかなか上達しない・・・」と悩む中国人・日本人の方が多い。
そんな方々に、
今回は「日中通訳、上達のコツは?」
をご紹介したいと思います。
一、発音が命!
中国語も日本語も発音が命です!
中国語だと、まずは、ピンインを正確に!ピンインの読み方・つづり方、四つの声調の区別、声調の組合せなど、基本な土台を完璧に近づけるように!
この基本的な発音部分はまず自分の声を録音し、標準的な発音と区別、忠実に比較、訂正していきます。録音→比較→訂正→録音→比較…この作業を何度も地道に繰り返すことで発音の土台をより完璧に築き上げることができます。
次はイントネーション。例えば、中国語や日本語試験のリスニング問題の音源を聞きながら、全体のイントネーション、抑揚を真似しながら、シャドーイング。
それから、原文を読みながら、自分の声を録音して、音源と比較すると更に確実に上達できます!
最後に、やはりプローの先生に発音をチェックしてもらいましょう!
二、理解力を鍛える
通訳者には、その場で、全体として話の筋や強調部分が正しく伝わるように訳すことが求められます。正しく伝わる語学力はもちろん、瞬時に「理解」する力も大事です。
まずは、とにかく日中両国の文章を沢山読むことで理解力を鍛えましょう。
日中両国出版の書き物、自分が興味のあるジャンル、漫画、雑誌、小説、エッセイ、新聞・・・何でもOK。
そして、できるだけ、日中両国の色んな方の生の声をイベント、飲みケーション、SNS、映画、ドラマ、歌、ラジオ、テレビなどを通じて、理解できるようにたくさん聴きましょう。
教科書で習ったものとそれ以外の単語と表現の蓄積が大事なのはもちろん、
表現だけでなく、文章や話の展開の仕方、ロジックの組み立て方など全てが重要です。
三、日頃から情報収集
日頃から「各業界知識」や「社会情勢」などにアンテナを貼っておく、必要な知識をストック!
通訳の仕事内容は範囲が広い、臨時性や突発性が高いので、日頃から蓄えた予備知識が通訳翻訳のクオリティを左右します。
四、各種中国語・日本語試験にチャレンジ
HSK、中国語検定、通訳案内士試験、ビジネス中国語検定、日本語能力試験など、色んな試験にチャレンジ!
HSK:HSKはより実践的な総合応用力、中国社会事情への理解が問われる。
中国語検定:中国語検定はより完成度の高い日中・中日の翻訳スキルが求められる。
通訳案内士試験:通訳案内士試験は語学力以外に、日本の観光知識が求められる。
ビジネス中国語検定:ビジネス中国語検定はビジネス上の中国語コミュニケーション力・任務遂行力が問われる。
日本語能力試験:総合的な日本語のコミュニケーション能力が問われる。
それぞれ性格の違う中国語・日本語試験にチャレンジすることで、中国語・日本語運用力+通訳翻訳技術+幅広い教養を身につけることができます。
最後に、2023年に開催された「チャリティーイベント」や「交流会」で司会&通訳としてお手伝いさせて頂いた際の様子を動画でお届けします。どうぞご笑覧ください。
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