学生と共に歩む舞台 ― 第3回国際青少年スピーチコンテスト審査員としての記録
- sha.sensei88
- 4月12日
- 読了時間: 2分
2025年3月29日、“我是中华友好小使者·第三届国际青少年口才大赛(冲绳赛区)”が沖縄県立博物館にて盛大に開催されました。
本大会は沖縄新华侨华人总会が主催し、中国駐福岡総領事館の楊慶東総領事をはじめ、日中友好関係者、協賛企業、地域の中国語学習者やそのご家族など、多くの方々が集い、会場は終始温かな熱気に包まれていました。
今回の大会には、沖縄在住の華僑華人の子どもたち、日本人の中国語学習者など、計28名の青少年が出場しました。
最年少の中国系の参加者はわずか5歳。緊張しながらも堂々と発表する姿に、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
また、日本人参加者の中には、中日友好の歴史を熱く語るあまり感極まって涙する方もおり、その真摯な気持ちが審査員・観客の胸を打ちました。
もう一人の日本人大学生の参加者は、母語に近い発音と非常に表現力豊かなスピーチで聴衆を圧倒し、見事に第一位を獲得。さらに特別賞として、沖縄-上海間の往復航空券が贈られました。
どの発表からも、日々の努力と中日文化への関心、そして言葉を通じた想いの深さが伝わってきました。
豊華代表の私自身、今回の大会では審査員の一人として参加させていただきましたが、個人的に大変嬉しかったのは、私の教え子が今回審査員としてデビューしたことです。彼女は琉球大学卒業後、中国政府の奨学金を受けて上海で2年間の留学を経験し、中国語を学べ続け、現在は中国語を活かして自身のギャラリー運営に取り組んでいます。学ぶ側から評価する側へと成長した姿に、教育の力とその継続の大切さを改めて感じました。
このような意義深い大会に、審査員として関わらせていただけたことに心より感謝申し上げます。また、主催の沖縄新華僑華人総会の皆さまが、私たちの教育活動に信頼を寄せ、推薦してくださったことにも深く御礼申し上げます。さらに、永泰株式会社など協力企業の皆さま、参加した選手たち、そして発表に向けて惜しみないサポートを注いだ保護者の皆さまにも、心から感謝いたします。皆さまのご尽力と温かな支えがあってこそ、大会は大成功を収めました。
今後も、言葉を通じて中日両国の若者たちが出会い、心を通わせ、共に成長していけるような場を大切にしてまいります。来年の大会では、さらに多くの子どもたちと学びの喜びを分かち合えることを心より願っています。
マスコミ報道
琉球朝日放送QAB
中国駐福岡総領事館報道




コメント